がんばる農業者紹介

【がんばる農業者紹介 No.24】年中無休の好奇心で農業も遊びも全力で楽しむ!

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本田 幸士(ほんだ こうじ)さん

現住所:徳島県板野郡北島町
経営品目(面積):れんこん(9ha)
好きなれんこん料理:天ぷら、素焼き、はさみ揚げ、れんこん汁
趣 味:サッカー、ゴルフ 
経 歴:
徳島県鳴門市出身
大学卒業後、愛媛県や大阪府の民間会社で勤務。
2008年 実家の本田農園に就農
2021年 株式会社鳴門アスリートフーズ設立                                            

年中無休の好奇心で農業も遊びも全力で楽しむ!

就農のきっかけを教えてください
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 高校を卒業後、県外の大学に進学した後、愛媛県や大阪府で事務職やマッサージの仕事に従事していました。しかし、実家の本田農園を継ぐ予定であった兄が怪我をしてしまい、次男の私が継ぐことになり、徳島県に戻り就農しました。

栽培品目に「れんこん」を選んだ理由は
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 以前は「お米」や「だいこん」を栽培をしていましたが、鳴門市の特産品である「れんこん」を作りたいと思い、「れんこん」を栽培品目に選びました。現在、その中でも「コウノトリおもてなしれんこん」の栽培に取り組んでいます。                                                                                               
 「コウノトリおもてなしれんこん」は、特別栽培(農薬・化成肥料を慣行の5割減)で生産された「れんこん」で、鳴門市のブランド認証農産物の第一号として誕生しました。色が白く美しく、甘みがあり、シャキシャキとした食感が特徴です。      

 

農業の苦労と喜びはどんなところですか? 

 「れんこん」を栽培する上での苦労は、収穫作業が体力的にきついところです。
 「れんこん」の収穫は、収穫前に水を抜き、小型の油圧ショベルで表土を取り除いてから、熊手を用いて掘っていく「手掘り方法」で行っています。
 収穫作業は炎天下の中、長時間腰をかがめて作業を行うので体力的にしんどいため、作業はなるべく朝の涼しいうちに終わらせるように工夫しています。
 農業をしていて良かったと思えるときは、自分が育てた「れんこん」を食べた方々から「おいしかった」、「品質がいい」といってもらえたときです。これからも皆さんに満足してもらえるような「れんこん」を作っていきたいです。

農業を続けていく秘訣は
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 農業も遊びも全力で楽しむことが大事だと思います。
 仕事中心の生活を長く続けると、行き詰まってしまいます。
   私は休みの日にはサッカーやゴルフをして過ごしています。良い気分転換となり「また明日から仕事を頑張ろう」と思え、農業にもよりやる気を持って取り組むことができます。
 「れんこん」の収穫作業は体力的にきつい作業ですが、「しんどい」と思いながら作業してもなかなか進みません。作業内容がきついときでも、冗談を言うなどして、明るい雰囲気で楽しく仕事をすることで作業自体も楽しいと思えます。                   

これから農業を始める方へエールをお願いします!
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 「人とのつながり」が大切だと思います。自分だけでやろうとしてもできることは限られていると実感します。
 人脈がなければ、新しい知識も増えず、規模も拡大しづらく、失敗しやすくなります。
 私は「徳島県農業青年クラブ」や「JAの部会」に入り、先輩農家からアドバイスをもらったり、他の農家の成功事例を取り入れてきました。
 「人とのつながり」が自分の抱えている悩みを解決するきっかけになると思うので、いろんな方と交流をしながら農業に取り組んでもらえたらと思います。

活用した補助事業

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