かんきつ産地見学会の報告 ゆずコース 2019年2月8日(金)

徳島県では、新たに農業を始めようとしている方や、就農して間もない方などを対象に、かんきつの先進的な経営体の生産現場などを実際に見学する『かんきつ産地見学会』を開催しました。2019年2月8日は、徳島かんきつアカデミーの実習地である勝浦町の旧果樹研究所にをはじめ、那賀町のゆず農家とゆずやすだちの搾汁施設を備えるJAアグリあなん海川加工場を訪問しました。

見学先1

勝浦町・旧果樹研究所

徳島かんきつアカデミー実習地

最初に参加者が向かったのは、勝浦町の旧果樹研究所です。旧果樹研究所は、かんきつ栽培を支える新たな担い手を育成する「徳島かんきつアカデミー」の実習地です。参加者は座学を受講する教室と実技を行う園地を見学し、アカデミーを受講するイメージを膨らませていました。

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見学先2

那賀町・中野 敏生さん

経営概要

  • ゆず(50a)
  • 労働力:本人・妻 ※繁忙期は3~4人程手伝い

人とのつながりが生まれる。これが農業の魅力

次に参加者たちが向かったのは、那賀町でゆず栽培を営む中野敏生さんの園地です。除草剤を使用せず、あえて草を生やす草生栽培を始め、自然の力を活用する土作りや、枝から生えるとげの除去、雨の日の翌日は必ず農薬による防除を行うなど、細かいこだわりや日々の積み重ねが質の高い果実を生み出し、利益につながる一番の近道だと参加者に伝えていました。また、防除技術や栽培技術などは、県の農業支援センターの指導をまずは忠実に守ることも大切であると伝えていました。

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中野さんの思う農業の魅力は、何よりも人とのつながりが生まれること。農作業の手伝いや新規就農者への指導など、農業を営むと人とのつながりがどんどん広がっていくとのことです。また、中野さんは今後の展望として、自らの技術を新規就農者へ伝え、地域に定着してもらうことで、地域の活性化を目指しています。この見学会でも、参加者からの熱心な質問に丁寧に答えてくれました。

見学先3

那賀町・JAアグリあなん海川加工場

施設概要

  • 職員2名、嘱託職員1名、常用パート6名、季節パート10名程度
  • ゆず・すだち・ゆこうの搾汁
  • ゆず果汁、すだち果汁の小瓶充填
  • ゆず皮、すだち皮の製品化

かんきつ類の搾汁施設

参加者が最後に向かったのは、那賀町海川に位置するゆずやすだち、ゆこうを搾汁する施設であるJAアグリあなん海川加工場です。井本工場長から施設の概要や加工の工程、果実の取扱量や販売額などの説明を受けました。また、実際に加工する施設の見学も行いました。

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参加者からは加工の工程が知れたり、生産物がどのくらい取り扱われているかを知ることができて良かったとの声が挙がりました。

参加者の声

  • 実際の園地に入り、丁寧に質問にも答えてくれたことがよかった。(Tさん)
  • 海川加工場では、木頭地区の取扱量などを伺うことができ、ゆずを青果として見ることができました。(Oさん)
  • ゆずの栽培技術の中で、せん定、とげ切りなどをこまめに教えていただき、加工より青果で高く売れるようにする技術が参考になりました。(Mさん)
  • 旧果樹研究所を見学して、研修に対するワクワク感を感じた。座学より実習の重要性を感じた。(Mさん)

 

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