2月4日(火)に「令和6年度徳島県青年農業者会議」を開催しました。
本会議では、鳴門藍住地区の大島信作さん、吉野川地区の寒川雄介さんが自らのプロジェクト活動を発表しました。
厳正なる審査の結果、大島信作さんが最優秀賞に選ばれました。
大島さんの発表は「農業版DIY~土地利用型作物ver~」と題し、クラブ活動の一環で柄の部分をペイントし、蓄光テープを貼った「デコレーション草刈り鎌」を作成し、自ら工作することの楽しさを知ったことをきっかけに、レンコンの雑草対策やサツマイモの芋づるの残さの活用に向け、無線操縦除草ボートと炭化器を自作し、大幅に経費を削減できるだけでなく日々の農作業における課題解決に繋げたという内容でした。
寒川さんの発表は「吉野川スタイル~これまでの農業とこれから私たちがすべきこと~」と題して、自身の経営において課題であった「土づくり」の見直しをきっかけに、「経営計画の作成・発表」を自身が会長を務める「吉野川市農業後継者同志会」のクラブ活動に組み込むとともに、他県や他地区の青年クラブや農業女子グループの活動事例をクラブ活動に取り入れるなど、「吉野川スタイル」を合言葉に「吉野川市農業後継者同志会」の改革に取り組んだという内容でした。
大島さん、寒川さんの両名は、令和7年10月下旬頃に愛媛県で開催予定の「第57回中国四国地域若い農業者のつどい」で徳島県代表として発表します。