令和6年11月12日(火)、13日(水)に鳥取県において「第56回中国四国地域若い農業者のつどい」が開催されました。
プロジェクト発表部門において、徳島県農業青年クラブ連絡協議会から鳴門藍住地区の廣岡希龍さん、美馬地区の藤原昌樹さんの2名が発表し、審査の結果、廣岡さんが最優秀賞に、藤原さんが優秀賞に選ばれました。
廣岡さんの発表は、「サツマイモ途中苗活用試験!」と題して、かんしょ栽培において通例となっていた「先端苗」のみの育苗に疑問を持ち、他県の事例を参考に、先端以外の「途中苗」の作付を行い、収量や規格などについて検証した結果、先端苗と同等の収量が得られ、コスト削減への可能性が期待されるという内容でした。
藤原さんの発表は、「美馬の農業を未来へつなげ!~農青会の挑戦~」と題して、新規就農者や新規クラブ員が少ないという課題を抱え、ワークショップの実施によりクラブ員が知恵を出し合い、SNSの活用や就農移住体験ツアーを実施することで、新規就農者の獲得のみならず、クラブ活動が活性化したという内容でした。
廣岡さん、藤原さんの両名は、令和7年3月11日(火)、12日(水)から東京都において開催される「全国青年農業者会議」で中国四国地域代表として発表します。